ちょっと待った!留学出発前に帰国後までのプランを全て決めてはいけない2つの大切な理由!

ども! おっさん留学カウンセラーのTetsuです。
ここでは留学を考えるにあたり、留学のスタンスを説明しています。
留学に興味のある貴方もたくさんの情報を調べている段階だと思います。

様々な留学プランもあれば、様々な留学エージェントさんがあります。
それぞれに強みや良さがあるので、それぞれ聞いて比べているのがいいかなと思います。

1,なぜ留学するのか

まずはじめに、なぜ留学をするのか。あなたもこのページを見ていただいているということは
少なからず留学に興味があるかと思います。(ページに訪れてくれてありがとうございます。)

とにかく英語をマスターしたい方、今後の就職活動に活かしたい方、キャリアアップをしたい方、
人生経験を積みたい方、世界中に友達を作りたい方、人それぞれ目的や目標があります。10人いれば10通りの留学スタイルがあるはずです。

留学を通して、その目的を達成する、ご自身の夢に少しでも近づくことができるように
そんな人生における大きなステップに携われることは、今あなたが相談をされている、これからしようとしている留学カウンセラーにとっては、この上ない喜びのはずです。

留学カウンセラーTetsuのお勧め!

私が留学の相談に乗っている方でこのようなお客様にお会いすることがあります!

タロウ
あのー、留学の相談があるのですが。。。
テツ
そうなんだね! 留学先でやりたいことや、留学期間など決まっていますか?
タロウ
1年間くらい語学留学したいっす!
テツ
・・・・・勿体無い! 止めておけ!
タロウ
エーーー!?汗 あんた留学カウンセラーでしょうよ!? 本気で言っているんですか??
テツ
待て、待て! 留学をディスっているわけではない!
タロウ
ん!? というと、どういう意味ですか?
テツ
この吹き出し機能を使うには、ちょっと説明が長くなるから、詳しくは下を見てくれ!
タロウ
了解いたしました!汗

基本的に私が担当したお客様で1年間語学留学をする人はいません。もしそのようなプランをお考えの方がいらっしゃれば、上で言っているように「ちょっと待った!」と止めに入りますね。

2,留学にはたくさんの可能性がある。

私がこれまで留学業界に関わってきて、数千人以上の方の留学のお手伝いをさせていただいてきました。
その中でわかることは、ほとんどのお客様が留学中に考え方が変わったり、方向性を変えているということです。。

例えば、、
●思ったより英語力が伸びたので、別のコースでビジネス英語を学ぶ。
●中級以上の英語力がついたので、専門学校に入り直して修了証を取得する。
●海外でしか出来ない仕事の体験をするためにインターンプログラムを受講する。
●思ったより早く仕事が見つかったので、予定したより早めに語学学校を切り上げて働く。
●違う都市や国にも興味が出たので、転校してみる。

このようなことを、実際によくあることですし、留学中に目標が変わることは良いことで、ぜひ挑戦してもらいたいものです。

「やりたいことや挑戦したいことがあるのに、
それが自分の能力以外で足を引っ張られるのは辛くないですか??」

留学を決めるときに行き先、(国、都市)を決めて、学校を決めて、コースを決めて、滞在方法(ホームステイや寮)を決めて出発前に支払いをします。  決めた部分に関しては基本的には全額を支払います。 それが1年間でも3ヶ月でも変わりません。
ただ留学中に上記のように気持ちが変わることもあるかもしれません。

その時に通っている学校をやめて変更するには余計に手数料がかかったり、学校をやめても解約をしたとしても戻ってくる学費は授業料の50パーセントなど。。このようなことになったら非常に勿体ないですね。
留学の返金ポリシー例

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出典元:Impact English College

学校によって多少は変わりますが大体の学校は授業全体の30パーセントを消化すると残りどれくらいの期間が残っていようが返金がありません。

ではどうしたらいいか、僕は、たくさんの可能性がある留学にするプランニングを薦めています。
「可能性を残す留学」でしょうか。

ではこの可能性を残す留学プランのメリットデメリットを解説します。

3,留学後にプランを延ばす、変えるメリット

先に述べた通り、留学中に学校をやめたり、変えたりした場合、支払った留学費用が全額戻ってくることは稀です。
それは日本の留学エージェントのルールではなく、留学先のルールに従う必要があるためです。
学校にはそれぞれ返金ポリシーというものを持っており、そのポリシーに従う形になります。
例えば学校側が授業料を返金できると言えば、もちろん返金できます。ただ学校側が授業料を返金できない。ということになれば日本のエージェントからも、もちろん授業料が返ってくることはありません。

その1無駄なお金を費やすことがない!

留学後にプランを変えられることで、最大のメリットはここにあります。 留学中に考えた方が変わったら、その都度動けるように確実に行ける期間、最低限ビザを取得出来る期間だけ決めればお金の無駄を防ぐことができます。

その2やりたいことに躊躇なく挑戦ができる!

留学中に考え方が変わっても、フレキシブル(柔軟)に対応出来る。
これもお金が関係してきていますが、返金云々など気にせずに、すぐに行動に移せます。

さらに留学中に予期せぬことでも対応出来る!

よく留学相談でもアドバイスをさせてもらっていますが、それぞれ留学の予算は違います。
ただ予算ギリギリでのプランニングよりも少し少なめに設定をするようにアドバイスさせていただいております。
それは留学中には付きものですが、トラブルなどで余計にお金がかかってしまうことがあります。
その時に予算ギリギリでプランを組んでいると、自分が余計に苦しくなってしまいます。そのためにも柔軟に対応できるプランニングが重要だと思っています。

4,留学後にプランを延ばす、変えるデメリット

メリットもあればデメリットもあります。

その1,ビザの申請など2度手間になる。

海外に長期で滞在する場合は、渡航先からもらう許可証=ビザが必要になります。
通常ビザは申請した通学する期間分だけしかおりません。 例えばカナダに6ヶ月通う場合、1年間のビザをもらえることは、まずありません。
なので日本で決めた学校の期間を卒業する際に、次の学校を決めると同時にビザ期間の延長やビザステータスの変更を必ずする必要があります。新たに必要な書類を用意したりと、少し手間がかかります。

その2,ビザ申請料が再度かかる。

ビザを申請する際には留学される方が大使館に直接支払うビザ申請料があります。そのビザ申請料ですが約2万円から高いもので5万円近くかかるものもあります。 ビザを延長する際やビザのステータスを変更すると再度申請料がかかるケースがあります。(国やビザの種類によっては無料の場合もあります。)例えばオーストラリアの場合、学生ビザの申請料は$540です。(2016年11月現在)する際も同じ申請料金がかかりますので、やはり勿体ない部分もあります。

5,こうやったら出来る!留学後のプラン延長・変更

エージェントを運営をするにあたり、基本は学校に通ってもらうことで利益になることが多いです。
目の前の留学希望している方に、長く学校に通ってもらう方が会社としては利益にもつながりますし、その必要がなってくるわけです。

この方法は営業マンとしては、失格かもしれません。
自分が以前にいた大手の留学エージェントであれば、留学期間で迷っているお客さんがいたとしたら
「とにかく自信を持って説明をして留学期間を長く行くことに納得してもらいなさい。と言われるでしょう。
ただこれまでたくさんの留学をお手伝いしてきた中で言えることは、やはり渡航後にコースチェンジなどをされる、したいと思う方が多いのです。

沢山の可能性に挑戦ができるように留学前から全てを決めなくても良い。という選択肢も持ってもらいたい。という思いだけです。

実際のところ、日本で全て授業料などを頂かなくても、渡航した後に、また学校や滞在先を決めてもらえればいいのです。
それをするには、渡航中もつながって生徒さんの情報を把握しなければなりませんが、あなたを担当している留学カウンセーラさんがしっかりと連絡を取り合ってくれれば、それほど難しいことではありません!

例えば皆さんの留学を担当してもらう留学カウンセラーさんとは、どのように連絡を取り合っていますか?
または渡航中も連絡をくれますか? もし渡航中も時々連絡をくれるような方であれば、現地に行った後も延長のアドバイスや手続きに関しても教えてくれると思います。

私もこのようにLINEでよく渡航中のお客さんとやり取りをしています。

目の前の留学プランも大切ですが、その先、また留学から帰国した後の自分もイメージして相談に乗ってくれるカウンセラーさんと出会えるといいですね!

まとめ

出来るだけ沢山の可能性を残した留学プランを考えてみるべし!
予算に合わせて無理のない留学計画を立てよう!
留学中も担当カウンセラーの方と頻繁に
コンタクトをとるようにしましょう!

そのような留学カウンセラーさんを選ぶべし!