英検準2級から学ぶ、人には使えない表現の「and so on」

これまで英語学習をされている方、受験対策などで英語を勉強している方も多くいらっしゃると思います。
こちらでは英検準2級を題材に英語を学ぶ記事になります。
英検準2級は普段の英会話で使える表現が多くありますので、良ければ覗いてくださいね。

1,英検準2級の問題を見てみましょう!

まず英検準2級の問題を見てみましょう。

A:Do you know how to cook, Victoria?
B:Well, I’m not an expert, but I know how to make pastas, soups, and so (____)
1, by 2, on 3,out 4,under

引用元:英検準2級 2018年・第1回 No.17より

これは知っていればこその問題ですが、「and so on」で「その他諸々(同類のものをリスト化する時などに使う)」という意味がありますので
正解は2,の「on」になります。

日本語訳
A:料理の仕方わかる? ビクトリア?
B:ええと、専門ではないけど、パスタ、スープなどその辺のものは分かるよ。

2,and so onとand so forth

英検勉強中
and so onと似たようなものでand so forth?というのを聞いたことがあります。
その通りですね。 良く知っていますね! 実は「and so on」「and so forth」もほぼ同じ意味で使われます。and so forthの方が堅い感じです。

and so on/and so forth = used at the end of a list to show that you could continue it in a similar way.
引用元:https://www.ldoceonline.com/jp/dictionary/and-so-on-forth

「文末に付けられる英語表現で、例えばリストの最後などに似たようなものをまとめたい時や、まとめてリスト化したい時に使います。」
日本語の訳では「〜など」と訳されます。

3,人には使えないand so on

ここで注意点があります。and so onは人には使えない側面があります。「〜など」という日本語の訳し方ですと
日本人からすると日本語が使えそうな感じで捉えがちですが、人に使うと少し失礼になってしまいます。 and so onは基本はモノをリスト化する際に使います。
代わりに「and others」→「その他の人たち」 「and other friends」→「その他の友人たち」 を使うといいですね。

関連性のあるものをリスト化する and so on

もう一つの注意点ですが、and so onは「それぞれ関連性のあるものをリスト化する」時に使われます。

●she wants to have cake so we need oranges and strawberries peaches and so on 「苺やみかんや桃などが必要です。」 →果物のカテゴリとして関連性のあるリスト化なのでOK!
●I need oranges and beer and paper and so on 「みかんやビールや紙などが必要です。」→関連性が見つけられないので、相手が理解できない可能性があるので気を付けましょう。

まとめ

and so on まとめ
●and so on「〜など」という日本語訳だが、同類のものをリスト化する時に文末で使破れます。
●and so onは人に使うと失礼になりますので、「and others」などを使うといいでしょう
●and so onは「関連性のもあるものをリスト化します。」 相手が理解できるように言及してあげましょう。