英検準2級から学ぶ「put」と「add」の違い

これまで英語学習をされている方、受験対策などで英語を勉強している方も多くいらっしゃると思います。
こちらでは英検準2級を題材に英語を学ぶ記事になります。

・英会話には興味あるけど、特に英検には興味はないです。。
・今更英検準2級とか、ちょっと。。
という方も英検準2級は普段の英会話で使える表現が多くありますので、良ければ覗いてくださいね。

1,英検準2級の問題をみる

まず英検準2級の問題を見てみましょう。

A:Does the price of the hotel room (_____) breakfast?
B:No, I’m afraid not, but you can add breakfast for an extra $10

1, trust 2, bother 3, include 4, observe

引用元:英検準2級 2018年・第一回 No.3より

日本語訳
A:ホテルの宿泊料金に朝食は(_____)いますか?
B:あいにくですが含まれていません。しかし$10追加していただくことでお付けすることができます。
1,を信用する。 2,を悩ませる。 3,含まれる。 4,を観察する。

ホテルでのお客さんとホテルスタッフのやりとりですね。 ホテルの料金に含まれているか?をお客さんが聞いていますので$10で追加することができると言っています。 そのため3の「include」が正解となります。

2,putとaddの違い

問題文に使われている「add」ですが「加える」という意味があります。
英英辞典でも「to put something together with something else so as to increase the size, number, amount, etc.」とあります。

英検勉強中
そう言われるとputも似たような意味があると思うんですけど。。

その通りですね!では「put」も英英辞典で見てみると「to move something into a particular place or position」とあります。
putには何かを足す、追加するという意味合いが含まれていませんがaddには何かを足すというイメージがあります。

●put=何もない場所に新しく物を置く、配置する。
●add=すでに何かあるものに、新たに追加する
addとputをお皿とりんごで表した図
このようなイメージですね。

3,まとめ

何もない場所に新しく物を置く、配置するPUT
すでに何かあるものに、新たに追加するADD